はじめに(小説の宣伝文句調で)
団塊の世代である父親とその息子である自分が、年末のダラダラした空気の中で話している中で辿り着いた父親自身の団塊の世代観とは…
記憶が風化しないように大体流れを覚えている今のうちに記しておく。正しいとか間違えているとかではなく、そういう分析をした人がいたとうことで。
ないよう
自分「あのさ、年末にちょっとした知り合いと話をしている最中にこんな会話になったんだけど…」
父親「ん?」
自分「世の中の変化ってある程度人口とか構成している世代の雰囲気が影響していることもあるんじゃないかなーって話で、その世代の特徴っていうのがありそうだよね…と。」
父親「ふむ」
自分「例えば所謂ベビーブーム世代って数が多かったわけだから、例えば『数集めて寄ってたかれば何とかなるさ』みたいな論理で動きやすい傾向とかないかなって。」
父親「あー、あったろうね。あの頃はとりあえず勢いだけでどうにかしようとする傾向があったから。まぁ、世の中も右肩上がりだったからドンドン会社に入れることも出来たし。」
自分「やっぱりそうだよね。そういう人が今度上の世代になってきて今になるとさ、『数集めて…』っていうのが既にうまくいかないわけじゃない?『数集めずに工夫して…』っていう話が今だから。」
父親「確かにあの頃と今では求められていることも違うだろうしなぁ。」
自分「だよね。そうすると『今までやったことの無いことを別の方向性で考えろ』って言われている気がするんだよね。」
父親「おい、今キミと話していて重大なことに気づいてしまったぞ」
※親父はたまに芝居がかった口調でものを言ったりする。
自分「うん?」
父親「これって俺たちの『世代』に能力が無いからこんなことになっているような気がしてきた。『誰が』という話ではなくてもうこの世代にいる人の殆どが今求められることを達成できない。大阪の議員も橋下さん(大阪市長)に何か言われても全然言い返せないって石原さん(都知事)が言ってたらしいし。石原さんなんて俺たちよりも上の世代じゃない?いかに俺たちの世代が駄目かってことだ。上の世代も凄い人たちは戦争で亡くなったりもしたんだろうし鍛えられて無いんだろうな。」
自分「いやー、なにもそんなに否定しなくても、数がいるんだから多少割合が少なくても…」
父親「(食い気味に)いやっ。これはもう殆ど事実だと思うな。やっぱり俺たちの世代は早く退場して橋下さんみたいな若い人が…(以下長いので割愛)」
というわけで、うちの親父の考え方では自分の世代の能力が圧倒的に無いから今こんなことになっているのだと。自分はそこまでとは思っていないのだけど、なんだか過激な結果に辿り着かれてしまってちょっとびっくりした。
おしまいに
たまには世代の違う人となんかいろいろ話すのも良いのだけど、ものによってはびっくりするような結末になることもあるのであった。自分はこういうのは楽しいから良いのだけどね。
「老害」なんていう言葉で表されるものの正体はひょっとしてこういうものに近いところにあったりするのかなぁと書きながらぼんやり考えた。おしまい。



